この記事では日本酒初心者の方向けに、基本的な知識やアレンジ方法、日本酒のサブスクについて解説しています。
日本酒と言っても種類は多岐にわたります。
普段、日本酒が好きで吞んでいるという方でも正確に理解されている方は案外少ないのではないでしょうか。
せっかく呑むなら基本的な知識は知っておいた方が100倍楽しいので、是非最後まで読んで下さい!!
\\お酒のサブスクまとめ記事はこちら//
「お酒のサブスク」ビール・日本酒・ワイン・おつまみ!【徹底紹介】ちなみに僕は雁木が好きだなぁ~
山口のお酒だね!
・【初心者】日本酒の定義と種類!
・【初心者】日本酒の度数!
・【初心者】日本酒の辛口甘口とは!
・【初心者】日本酒の賞味期限と保存方法!
・【初心者】日本酒のアレンジに挑戦!
・【初心者】サブスクがオススメ!
【初心者】日本酒の定義と種類!
定義
日本酒の定義は「酒税法」という法律に「米、米こうじ及び水を原料として発酵させて、こしたもの」と定められています。
種類
日本酒と言っても原料や製造方法などの違いによりいくつかに分類されます。
まず、「普通酒」と「特定名称酒」の二種類に大別されます。
「普通酒」は、原料や製造方法に決まりのない比較的安価な日本酒になります。
「特定名称酒」は、定められた要件を満たしている必要があり、よりこだわって作られているため比較的高価な日本酒になります。
2016年に山口県の純米大吟醸「夢雀」という日本酒が1本8万8000円で発売されて、
なんとドバイのホテルのレストランでは60万円で提供されているらしい。。
「特定名称酒」はさらに「純米酒」「吟醸酒」「本醸造酒」に分けられています。
純米酒
「純米酒」とは、米、米こうじ及び水だけを使用して作られた日本酒です。
米の甘さや香りがダイレクトに楽しめるのが特徴です。
さらに精米歩合により、「純米酒」と「特別純米酒」に分けることもできます。
吟醸酒
「吟醸酒」とは、精米歩合が60%以下で、米、米こうじ及び水の他に醸造アルコールを原料として作られた日本酒です。
吟醸造りと呼ばれる長時間低温で発酵させる製法で造ることで生まれる吟醸香が特徴です。
さらに精米歩合により、「吟醸酒」「大吟醸酒」「純米吟醸酒」「純米大吟醸酒」の4つに分けることもできます。
なんか聞いたことある!!
本醸造酒
「本醸造酒」とは、精米歩合が70%以下で、米、米こうじ及び水の他に醸造アルコールを原料として作られた日本酒です。
キレのあるスッキリした味が特徴です。
さらに精米歩合により、「本醸造酒」「特別本醸造酒」に分けることもできます。
【初心者】日本酒の度数!
日本酒の度数も「酒税法」で22%未満と定められています。
香りや味などを調整することで、大体15度程度の日本酒が多いです。
余談ですが・・・
ワインは10%~15%、焼酎は20%~25%のものが多いようです。
【初心者】日本酒の辛口甘口とは!
辛口や甘口の目安は以下のいくつかの要素を合わせて判断することができます。
まず一つ目は、日本酒の比重を数値化した「日本酒度」と呼ばれる指標です。
水を±0としたときに水より重いか軽いかで決まります。
比重が軽い(日本酒度+)ほど日本酒に含まれる糖が少ない=辛口となり、
逆にこの比重が重い(日本酒度-)ほど日本酒に含まれる糖が多い=甘口となります。
二つ目は「酸味」です。
日本酒の酸度が高いほうが辛口に感じやすくなり、低いと甘口に感じやすくなります。
【初心者】日本酒の賞味期限と保存方法!
日本酒には賞味期限や消費期限の記載がありません。
焼酎やワインなども同様で、ある程度のアルコール度数で造られているお酒は殺菌効果が強く腐敗することがないからです。
ビールや酎ハイはアルコール度数も比較的低いため、賞味期限が記載されています。
ではいつまでも品質が変らないのかというと、そうではありません。
賞味期限の目安
開封前だと9カ月~1年が目安となります。
開封後はできる限り早く呑むのが良く、1週間が目安といったところです。
腐敗することはあまりないですが、色合いや香りが変化してきます。
逆に熟成が進み、コクが生まれるなどの変化を楽しむといった方も中にはおられるようです!!
保存方法
日本酒は高温多湿を避け、日光が当たらない冷暗所に立てて保存しましょう。
夏場や冬場でもエアコンの効いた部屋での保管はオススメしません。
冷蔵庫が空いているなら一番無難です!!
【初心者】日本酒のアレンジに挑戦!
日本酒もいろんな呑み方があります。
一般的な呑み方
まず普通に思いつくが「冷酒」「冷や」「熱燗」ですかね。
「冷酒」は5℃~15℃前後に冷やした日本酒。
「冷や」は常温(20℃前後)の日本酒。
「熱燗」は30℃~55℃前後に温めた日本酒。
アレンジ
日本酒も焼酎のように割って呑むのもおすすめです。
割ることでアルコール度数が低くなるので呑みやすくもなります。
好みもあるので、いろんな呑み方にチャレンジしてみて下さい!!
意外となんにでも合うよね!!
・水割り
・お湯割り
・ソーダ割り
・緑茶割り
・ロック
・果物ジュース割り(柑橘系)
【初心者】サブスクがおすすめ!
まず、初心者の方で一番最初に困るのが、どの日本酒を買ったらいいか分からないところですよね。
酒屋さんには沢山のお酒が並んでいるので、なんとなくピンと来たお酒をとりあえず買ってみる!なんてことしてないですか?
それも悪くはないですが、そんな日本酒初心者の方には日本酒のサブスクがオススメです。
日本酒のサブスクもいくつかあります。
日本酒にしよう
「日本酒にしよう」は毎月、全国各地の”しぼりたての完全オリジナルの日本酒”を届けてくれるサブスクです。
日本酒とともにお酒の紹介や酒蔵のストーリーが記載された小冊子も一緒に届くので、知識を深めながら最高の日本酒を堪能できます。
料金は、月額3,990円(税込)~5,800円(税込)となっています。
SAKEPOST
「SAKEPOST」は気軽に日本酒の呑み比べができるサブスクです。
毎月、厳選された日本酒が3つ、飲み切りサイズの専用パウチに入って届きます。
サービス名の通り、ポストに届くので受取り不要なのもポイントです。
料金は、月額1,210円(税込)~3,190円(税込)となっており、お手頃価格なのも初心者には嬉しいです。
saketaku(サケタク)
「saketaku」は美味しさと希少性にこだわったサブスクです。
全国1.5万種類の中からプロが時間をかけて厳選した本当に美味しい日本酒が届きます。
絶品のおつまみも一緒に届くのが嬉しいポイントです。
料金は、月額6,578円(税込)~7,678円(税込)となっています。
稀少な日本酒が届くのと、おつまみや鑑定書、情報誌も一緒に届くので他のサブスクより少し高めですが、その価値はあります。
まとめ
日本酒初心者の方向けに解説してきました。
一度、日本酒にハマると呑むだけでなく、造る工程や呑み方、器など興味が底なしに湧いてくるものです。。
魅力いっぱいの日本酒を是非堪能してください!
くれぐれも呑み過ぎにはご注意を・・・