この記事では完全栄養食の基礎知識などのあらゆる疑問について解説しています。
完全栄養食とは、”1日に必要な栄養素の3分の1を摂取できる食品”です。
”完全”を名乗るからには、それだけ食べていれば生きていけるのか?
気になってたのでいろいろ調べてみました!!
完全ってことは、それだけ食べていたら必要な栄養素すべて摂れるってことでしょ?
さて!どうなのか一緒に見ていこう!
・完全栄養食の定義とは!
・1日に必要な栄養素!
・完全栄養食だけ食べていればいいのか?
・完全栄養食のデメリット!
・完全栄養食の種類やメニュー!
・完全栄養食はこんな人にオススメ!
完全栄養食の定義とは!
完全栄養食とは、”1日に必要な栄養素の3分の1を摂取できる食品”です。
そこまでの細かな定義もなく、“健康の維持に必要な栄養素がバランスよく含まれている食べ物”と言う解釈でも間違いはないようです。
完全食(パーフェクトフード)と呼ばれることもあるみたい!
他に同じような食べ物なかったっけ?
スーパーフードのことかな?
そう!それそれ!!
スーパーフードとの違い
スーパーフードは、“ある一部の栄養価が特出して多く含まれる食品”のことを指します。
他にも、一般的な食品より栄養価が高かったり、栄養バランスに優れた食品のこともスーパーフードと言います。
ただし、栄養素の種類や量などについての細かな規定はないようです。
完全栄養食は1日に必要な栄養素を多く含んでいる食品であり、スーパーフードは特定の栄養素が多く含まれる食品という解釈が一般的みたいです。
サプリメントとの違い
サプリメントは、“特定の栄養成分に特化した錠剤やカプセル、粉末型の製品”を指します。
基本的な考え方が、普段の食事で不足しがちな栄養素を補うために摂取するものになりますので、完全栄養食とは違います。
1日に必要な栄養素!
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」に記載がありました。
1日に必要な主な栄養素は以下。
必要量については性別・年齢・運動量などによって変わってきます。
これらの栄養素をバランスよく含んだ食品が完全栄養食ということになります。
・タンパク質
・脂質
・飽和脂肪酸
・n─6 系脂肪酸
・n─3 系脂肪酸
・コレステロール
・炭水化物
・食物繊維
・糖類
・ビタミン A
・ビタミン D 2
・ビタミン E
・ビタミン K
・ビタミン B1
・ビタミン B2
・ナイアシン
・ビタミン B6
・ビタミン B12
・葉酸
・パントテン酸
・ビオチン
・ビタミン C
・ナトリウム
・カリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・リン
・鉄
・亜鉛
・銅
・マンガン
・ヨウ素
・セレン
・クロム
・モリブデン
完全栄養食だけ食べていればいいのか?
結論、絶対にオススメしません!!
理由は大きく2点あります。
1点目は、そもそも食事とは、栄養素を摂取する以外にも大切な役割があります。
料理の見た目、味、食感、匂いなどを感じながら食べることで幸せな気持ちになったり、食べるのが楽しいという感情が生まれます。
栄養素の摂取以外にの精神的な面でもオススメはできません。
2点目は完全栄養食とは言えど、全ての栄養素を網羅できているわけではないからです。
1日に必要な栄養素の1/3を含んでいるということは、2/3は含んでいないとも考えられます。
それをいろんな種類の完全栄養食を組み合わせることで網羅できる可能性もありますが、、、カロリーだけは不足しがちになることが懸念されます。
完全栄養食のデメリット!
【デメリット①】食事の楽しみが減る
毎回、完全栄養食だと見た目も味も毎回一緒で楽しい食事が単なる栄養摂取をする行為になってしまう可能性があります。
いつもの献立にプラスしたり、食べる頻度を調整したりの工夫は必要です。
【デメリット②】一部の栄養素の過剰摂取
完全栄養食ばかり毎食食べていると、一部の栄養素の過剰摂取となる懸念もあります。
1日に必要な栄養素が補えるからと言って、毎食、完全栄養食というのはやはりオススメできません。
【デメリット③】咀嚼の回数が減る
普段の食事では少し硬いものや良く噛まないと呑みこめない食材も自然と含まれていることがほとんどですが、完全栄養食は食べやすいように開発されています。
当たり前と言われれば当たり前ですが。。
いつも食べやすい硬さや食感のものばかり食べていると咀嚼回数が減ります。
咀嚼には消化を促進したり、口腔内の病気予防、ガンの予防などたくさんの重要な役割があるので、いくら栄養は足りていても不健康に繋がる恐れがあります。
【デメリット④】通常の食品より値段が高い
やはり通常の同じような食品よりかは値段が高いことが一般的です。
ただし、完全栄養食で摂れる栄養素をすべて通常の食品から摂取しようとすると、完全栄養食以上にお金がかかることがほとんどですし、何より調理が大変です。。
そういった手間や手軽さを考えると、コスパに優れた完全栄養食もたくさんあります。
完全栄養食の種類やメニュー!
完全栄養食の商品にも様々な種類があります。
食事系やドリンク系、お菓子系など近年では種類も豊富になっています。
・カレー
・味噌汁
・パン
・パスタ
・スムージー
・クッキー
・パウダー
などなど
中でも、お味噌汁の完全栄養食「MISOVATION」が特におすすめです。
いつもの献立に追加するだけで必要な栄養素を補うことができますし、MISOVATIONは素材そのものから栄養が摂れる点でも大変おすすめです。
お味噌汁という日本人に一番馴染みのある汁物という点も非常にポイントです!!
完全栄養食はこんな人にオススメ!
普段の食生活で必要な栄養素を十分に摂れている方の方が少ないと思うので、全ての方にオススメではありますが、特にオススメしたい方は以下に当てはまる方です。
・忙しくて料理をする時間のない人
・手間なくバランスよく栄養を摂りたい人
・栄養バランスに配慮した献立を考えるのが面倒な人
・ダイエットをしている人
・インスタントやコンビニ弁当ばかり食べている人
まとめ
近年、大注目の完全栄養食について解説してみました。
日清食品などの大手企業も参入しており、これからもっと身近になっていくことは間違いなさそうです。
これを機にあなたも完全栄養食初めてみてはいかがでしょうか?
\\お味噌汁の完全栄養食//